小山実稚恵さん ピアノ・リサイタル体験記

 1月23日(土)、上田中学校創立70周年記念特別企画で対談を果たした生徒4名が、小山さんのご厚意で岩手県民会館大ホールで開催されたピアノ・リサイタルにご招待いただきました。

 生徒一人一人にサイン入りプログラムが用意され、リサイタル冒頭では、上中生たちとZOOM対談をした話を取り上げてくださいました。

 夢のようなひと時はあっという間に過ぎましたが、上田中学校という絆で結ばれた小山さんと上中生。

 いつの日か全校生徒と共に、生徒会ソング「つながる想い」で先輩と共演できる日を楽しみにしています。

 

<参加した生徒の感想から(一部抜粋)>

 小山さんのピアノは、本当に素敵でした。1曲目、2曲目のピアノソロで弾いていたショパンの夜想曲では、ホール全体を包みこむような演奏でした。やさしくて細かい高音や深く響く低音がショパンの世界を作っていたと思います。
 特に心に残ったのは、3曲目の第2楽章が、ショパンの初恋相手へのラブレターのような曲だったのですが、高音の音が他の弦楽器と合ってとてもきれいでした。3曲目、4曲目の第3楽章はどちらも1,2楽章とは違う雰囲気があって、リズムも面白みがあって聴いていて楽しかったです。
 小山さんの音楽には、人の心を惹きつける力があると思いました。

 小山実稚恵さんのリサイタルを聞いて、私がいつもピアノの先生に言われている指使いや腕の力を抜くというところに注目をしてみると、見たことのないほどに軽やかで、指や腕を通って、響かせるように弾かれた音はとても透き通っていて、聴いていて耳が幸せになりました。
 私はまだピアノを上手に弾くことができないのですが、いつか小山さんの演奏のように、少しでも人に影響を与えられるようになりたいです。

 貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

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