後期生徒会の決意を示す 2学年中庭合唱「未来へ」

 11月18日(水)、昼休みの中庭に、歌声が帰ってきました。

 昼の放送では、2年生の代表が次のように語りかけました。

 みなさんこんにちは。本日昼休みに、2学年の中庭合唱を行います。それに先立って、少しお時間をいただき、お話しさせていただきます。

 私たちが歌う「未来へ」は、過去を振り返り、まだ見たことのない未来へ向かっていく歌です。そして、曲中に出てくる「未だ来ないものをひとはつくっていく」という歌詞のように、未来への決意を歌う曲でもある、と私たちは考えています。

 今日から1週間後、引継式が行われます。第70代生徒会スローガン「想いを紡ぐ」のもと全員で挑みつづけてきた前期から後期へと移り変わり、いよいよ私たち2年生が上田中学校を引っ張っていく番となります。今年は新型コロナウイルスの影響で、感染対策のために、例年のような引継式を行うことができなくなってしまいました。それでも、私たちの決意は変わりません。何事にも挑み続ける「開拓」の心、誰かのために、仲間のために動く「奉仕」の心、誰一人残さず全員でつながる「協調」の心、そして、今までの私たちの原動力であり、どんな時も上中人全員を一つに束ねてきた生徒会スローガン「想いを紡ぐ」。それらを引き継いでいく私たち2年生の決意を、この中庭で伝えます。

 「未来へ」は、次のような詩で始まります。
 「道端のこのスミレが今日咲くまでに どれだけの時が必要だったことだろう。」
 上田中学校でもこの70年の間に、一体どれだけの人が私たちと同じ教室で過ごしたことでしょう。どれだけの人が、あの廊下の雑巾がけをしたことでしょう。どれだけの人が、体育祭や上中祭で涙を流したことでしょう。そうやって、どれだけの上中人の想いが、紡がれてきたことでしょう。そんな数えきれないほどの物語がこの場所で紡がれてきたからこそ、「今」がある。そして、ここからまた、新しい「未来」を私たちがつくりだしていく。

 その想いを胸に、歌います。是非、お聴きください。

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