第71代生徒会引継式！

　１１月１２日（金）、第７１代生徒会後期への引継式が行われました。

　全校生徒会の活動の中心が、３学年から１，２学年へバトンタッチされ、後期の３学年は最強のフォロアとなります。

　新生徒会長が、生徒会旗を受け取る瞬間、それまで聞こえていた雨の音も消えて、体育館が不思議な静寂と緊迫感に包まれた気がします。

　わずか２０分ほどの時間でしたが、この引継式の意義を、全校一人一人が受け止め、それぞれに新たな想いを心に刻んだのかもしれません。

　生徒会旗を引継ぐ際、前期生徒会長が次のように語りかけました。

　「一人一人が輝く学校」を目指して活動してきた、上田中学校第７１代生徒会。今、前期から後期、私達３年生からみなさんへと、伝統が引き継がれようとしています。
　しかし、上中人はこのような変化を悲しんだり否定的にとらえたりして、立ち止まるようなことはしません。「今だからこそできることは何か」「どうすればできるのか」と問い続け、新たな上田中学校の文化を創造し続けてきました。昨年の先輩方、そして私達も、そのようにして上田中学校の文化を途絶えさせるまいと力を尽くしてきたつもりです。
　ですが、これは私達だけの力ではありません。私達が生徒会活動の中心として、３年生としてあり続けることができたのは、１・２年生のみなさんの存在があってのことです。そんなみなさん一人一人の輝きが私達を後押ししてくれたからこそ、私達は３年生としてここまでやり切ることができたのだと思います。
　さて、この引継式が終わると、第７１代後期生徒会が本格的にスタートします。「いよいよこれからの上田中学校を背負っていくのだ」ということに、大きなプレッシャーを感じている人も少なくないのではないでしょうか。ですが、１年前、２年前、私達もこの場に立ち、この日から新たな決意と覚悟をもって、上田中学校を引き継ぐということと向き合ってきました。そして、歴代の先輩方も私達と同じように、この学校を引き継ぎ、守り、発展させてきました。ここがみなさんの、上中人としての新たな・大きな第一歩です。今日この瞬間から、その決意を示していってください。その覚悟を見せていってください。私達は、そんなみなさんがさらなる高みを目指せるよう、この学校を去る日が来るまでは、常に最高学年として高い壁であり続けながら、みなさんを支えていければと思います。そしてこれからも、上田中学校生徒会の一員として、みなさんとともに輝き続けていきます。
　それでは、上田中学校の生徒会旗、栄光の紫蘭旗を引き継ぎます。
　～　二度と戻らないこの瞬間を　今、君から　～