２学期の始業式を前に

　８月２３日（月）の２学期始業式を前に、８月１９日（木）、２０日（金）は、２，３学年の登校日です。

　３学年は、修学旅行に向けて準備を進めています。もちろん、実施については別途感染状況等を踏まえて慎重な判断をと考えております。

　この日は、生徒一人１台端末を初めて使って、事前学習として訪問先の調査をしようとしているのですが、４学級分約120台をネットワークに接続して初期設定しようとしたところ、さすがに負荷が大きかったのか、思いのほか時間がかかったようです。

　教室で生徒全員がパソコンを広げている光景に、新時代の訪れを実感させられます。

　２学期からの授業で、どのような活用ができることやら、不安もないわけではなりませんが、それ以上に期待がふくらみます。

　また、２学年では、企業等への訪問の代替として、様々な職業で働く皆さんにご来校いただき、職業観や勤労観について講話をいただく「職業講話」を２日間開催しました。

　中学生なりに、「働く」ということについて考えていくための新しい視点を見つけ、今後の学習を深める機会になればと考えています。

　これは、２学年の総合的な学習の時間の一環で、職場体験学習等にそれぞれが取り組めるようにするために設定していたものですが、今年度も校外での活動を断念し、学校内で取り組める内容にしたものです。

　この２日間で、８名の講師の皆様にご協力いただきました。お忙しい中、本当にありがとうございました。

　講話から学んだことを、生徒は次のようにまとめていました。

・目標とゴールを決めることが大切。ゴールまでどのようなことをしなければならないのかを考える。そして、何のためにやっているのかを考える。

・挑戦は大切。挑戦しないと分からないことがある。挑戦した人だけが成功できる。

・長谷川アナの「中学生の失敗は、大人になれば生かせる」という言葉を大切に、これから頑張りたいです。

・やりたい仕事をやるのは、そう簡単なことではない。やりたい仕事とやれる仕事は違うということがわかったので、やりたい仕事をやれる仕事にできるよう、頑張っていきたい。

・人生は楽しんだもの勝ち。でも、お金は必要になる。自分に合う仕事を見つけるために、選択が増えるよう、今から勉強を頑張るのが大切。

・何をやるにしても、人とのつながりはすごい大事だなと感じた。

・「目的のない船に、風は吹かない。」どのような仕事でも、「誰かの役に立つ」という共通点があると話していて、確かになと思った。